「じゃあね」「バイバイ雄太。」二人の少年が一人ずつ別々の道へ分かれていく。
そして、一人の少年は、家に入って行った。
「ただいま。」お帰り雄太。とその少年の母は答える。すると少年は二階に上がっていく。部活の練習着を着たままベッドに少年は転んだ。彼の名は風神雄太(かざがみゆうた)部活は野球部に所属するごく普通の中学2年生だ。(昨夜の夢きになるなぁいったいなんだったんだろうあれ)雄太は昨夜の夢を思い出す。
シュッ シュッ バン ドドド――ン!「なんだこの音は?」パリィィィィイイン!!
大きな音を立て雄太の部屋のガラスが割れる。


すごい衝撃のせいかものすごい煙がでた。「なにがあったんだ?隕石でも振ってきたか?」すると雄太は下に転がっている見た目、恐竜見たいな物体が転がっているのに気づく。「なんだこいつ?」すると雄太は恐竜のような生物を抱き上げる。(気絶してる?外に放ることもできないし....。取りあえずここにおいといてぇとぉおし)
雄太は恐竜のような生き物をベッドの上に置く。
そのとき恐竜のような物体は意識を失っていた。「さて風呂入ってくるとするか。」といい雄太は風呂へ行った。


しばらくすると雄太はパジャマ姿で二階へあがってきた。するとそれと同時に、恐竜が目を覚ます。「大丈夫か?飯はいらねえか?」と雄太はいい晩飯のおかずだった刺身と恐竜ぽかったからか焼いた骨つき肉を差し出した。


「お前俺のこと助けてくれたのか?」「別にたまたまおまえが落ちてきたから、まあ当然のむくいだ。」雄太は考えた結果この恐竜を助けることにした。「そうか恩に切るぜ人間!ところで人間お前なんて名前だ?」「俺か俺は風神雄太だ!よろしくな!ところでお前は?」「オレ、ドギモン!!よろしく雄太!!」「あぁ。ところでお前なんで竜みたいな格好してんだ!?」するとドギモンは刺身をほう張りながら言った。「それはデジモンだから...。」「デジモン!?なんだよそれ?」するとドギモンが口を開こうとしたとき、「雄太、ちょっと雄太ぁ。」下から親が呼ぶ声が聞こえる。「まずいドギモン隠れろ!」
「え、・・・なんで?」「いいから隠れろ!!」雄太は無理やりドギモンをクローゼットに押し込む。「なにすんだよ雄太ぁぁぁ!」 バタンッ クローゼットを閉める音と同時に、
雄太の母親が雄太の部屋に入ってくる。


「明日、部活も休みだからって遅くまで起きてないのよいいね。」「はぁい」雄太は素直に答えた。すると割れたガラスが母親の目に入った。「なにこのガラス?」 「そ、それは、あ、あ、あの、その、あ!看板が飛んできて、ほら今日風強いだろう、な!?」
「ホントにぃ?雄太?」「う、う・・・うんマジマジ。アン時びっくりした。ガシャンっていきなり大きい音立つから・・・アハハ」「そうそれなら良いけど...。そうならそうといってよね。母さんが後から、片付けとくから...。じゃあお休み。」「.....お休み。」


ガタン 「プハアアア!」ドアが閉まったあとに、ドギモンはクローゼットから出てくる。
「全くびっくりしたぜ雄太。いきなりクローゼットに押し込むなんて...」
「まあ許してくれ。これからは他の人間に見られるな良いな?さてデジモンとやらを説明してもらおうか」「ああオレたちデジモンは・・・・。」話はそれから長く続いた。
「サテ今日は寝るか。」「おお。俺クローゼットの中で寝るから。」
「アアそうしてくれ。」「お休み」 カチッ 雄太は電気を消した。


翌朝....。
雄太は母親の声で起きた。「雄太、友達きてるわよ!」
「誰だよこんな時間に。」雄太は言った。
ドギモンはクローゼットの中で寝ていた。
そして玄関のドアを開けると見知らぬ少年が立っていた。
「はじめまして、獣野 良(じゅうや りょう)です。そっちに恐竜みたいな生物いない?」と笑いながら少年は言った。

ドギモンの話を思い出した。(俺、デジモンテイマーに狙われてるんだ)
(まずいな・・・・)雄太は冷や汗を一粒ほっぺあたりまででたらした。


to be continue