プロローグ

カンッ カンッ  カンッ!! 「くっ」 鉄と爪が接触する音がする。
音は公園から聞こえる。そこには人の影と獣の影が羽のついた凶暴性の高そうな大きな魔獣と戦っていた。
「ガーゴモン、人を二人殺した重罪人、奴は倒せばかなりの手柄だ!ガブモン。」
「ああわかっている奴は絶対に逃がしゃしないゼ!」ガブモンと呼ばれている、獣と謎の男はガーゴモンと呼ばれている魔獣と戦う。
「くっすばやい奴め!ガブモン、奴を狙いやすくする、お前がおとりになり、奴を斬りやすい所へ誘導しろ!」「わかった」
ガブモンは公園の滑り台の上に登る。するとガーゴモンは バンッバンッ!ガーゴモンは滑り台を腕で殴った。
しかしガーゴモンの腕は壊れた滑り台の部品が上にのり下敷きになっていた。
その腕は右腕だった。「グワァァァァァァアアア!!」ガーゴモンは叫ぶ。
「今だ良!」「おう!いくぜ、おら!」その間ガブモンは獣のようなすばやさで、公園のトイレの屋根の上に逃れていた。
スパン スパン スパンッ グサッ!  男はガーゴモンを斬りつけ体の中心部を刺さす。
「ここに詰まってんだろ....お前の...デジコア!」「グゥウアア!」ガーゴモンはそのままその場からデータのクズとなり消えた。
コレが俺の戦いに巻き込まれる昨晩に見た夢だった。